ローソンはCO2冷媒の冷凍・冷蔵システムの導入など、これまで環境温暖化防止のための電気使用量の削減に積極的に取り組んできました。
さらには、2030年の目標として、1店舗当たりのCO2排出量50%削減を目指しています。
この記事では、ローソンが実施している省エネ対策を紹介します。
ローソングループでは、持続可能な社会の実現に向けて、「ローソングループ環境方針」を制定。豊かな地球の恵みを次世代へ引き継ぐため、常に自然環境及び地域社会に配慮した事業活動及び地域社会との共生を宣言しています。
この環境方針をもとに積極的に環境に関わる活動に取り組み、企業価値の向上を目指しています。
主な取り組みとしては、全国各地に環境配慮モデル店舗をオープンし、それぞれ環境配慮設備の設置・試験を行っています。
2019年にオープンした慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス内にある店舗は、ローソンで初めて店内のすべてにノンフロン冷凍・冷蔵システムを導入しています。
これまでは要冷機器の冷却に人体への影響が少ないフロン類が活用されていました。
しかし、フロン類はオゾン層など地球環境への影響があることが分かり、法律により使用を規制されています。
そこで、ローソンは2010年より、フロン類ではなく二酸化炭素CO2を冷却に採用することを決定。
2014年から本格的に導入し始め、2021年には累計約4,200店舗で導入。
CO2冷媒の冷凍・冷蔵システムは、従来の要冷器と比べて温室効果が低く、CO2削減にも効果的です。
また、省エネ効果も優れていて、ローソンでは地球温暖化防止の柱として積極的に取り組んでいます。
さらに!
本サイトでは、店舗のおすすめ省エネ対策として空調と照明を紹介しています。店舗の省エネでお悩みの際は、ぜひ、ご参考にしてください。
店舗の電気代を削減するなら
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おすすめの削減方法教えます
ローソンでは、再生可能エネルギーを目的として太陽光発電システムを導入しています。
2020年には、全国約240店舗に12kw全量を自家店舗で消費する太陽光発電設備を設置しました。
太陽光発電システムは発電時にCO2を排出しないため、地球温暖化防止に役立っています。
ローソンは、2016年にコンビニエンスストアでは初めてバイオマス発電システムを導入した店舗をオープンしました。
バイオマス発電システムは、「からあげくん」などのフライドフーズなどの調理後に排出される廃油の一部をバイオディーゼル燃料としてリサイクルするもの。
これにより、エネルギーを店舗内で確保できるので省エネに繋がります。