店舗省エネマガジン|エレバリュ » 商業施設の省エネ対策事例 » サミット

サミット

サミットでは「2050年までにCO2排出量実質ゼロ」を目指し、様々な省エネに取り組んでいます。

店内で野菜の生育から収穫・販売までを行うシステムをはじめ、トラックによる輸送や店舗内の設備(冷蔵庫・冷凍庫)に関するものもあり、各事例について紹介します。

サミットにおける省エネ活動

サミットは、SDGsをふまえた取り組むべき社会課題のテーマをまとめた、「GO GREEN」チャレンジ宣言を提唱。「サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくする」の実現のために、社員一人ひとりが課題に向き合い、取り組んでいます。

省エネへの取り組みとして、サミットでは店舗内の冷蔵庫・冷凍庫を冷やすためのエネルギーの削減。他にも配送ルートや輸送回数の見直しなどによって、使用エネルギーの効率化を目指しています。

ショーケースの冷却効率を改善して省エネ

店内に設置されている冷蔵・冷凍のショーケースの中に照明が設置されていたものから、照明を外側に取り付けたり、本数を減らしたりして省エネを測っています。

ショーケースの対策は、他にも扉をつけて庫内の温度の安定を図り、扉のないショーケースは閉店後にカーテンを閉めて冷気が外に出ないようにしています。

さらに!
本サイトでは、店舗のおすすめ省エネ対策として空調と照明を紹介しています。店舗の省エネでお悩みの際は、ぜひ、ご参考にしてください。

店舗の電気代を削減するなら
空調と照明から!
おすすめの削減方法教えます

輸送トラックは往路と復路で利用

配送面では各店舗に商品を届けるトラックの経路や回数を見直して効率化を測ることで、CO2の排出量を削減。

さらに、納品したトラックが店舗を出るときに、店頭の資源回収ボックスで集めたリサイクル資源を載せて運搬の効率化を図っています。

持ち手付きの米袋で利便性もアップ

レジ袋を二重にして購入した米を持ち帰る方が多かったため、サミットでは5キロの米袋に持ち手を付けています。お客様からは「手が痛くなりにくい」との声があがっているそうです。

レジ袋の削減につながる上に「エコバックに米が入らない」という心配もありません。

有料レジ袋にはバイオマス原料が50%含まれており、環境負荷が低減しています。

小さな農場を店内に設置して収穫

一部店舗では、店内に設置したユニットで野菜を育てて販売もしています。

Wi-Fi経由で遠隔管理されており、温度・湿度はもちろん、水や光もコントロール。小さな農場のような役割を果たしています。

土を使用していない水耕栽培なので、肥料は75%、水は95%削減。野菜を輸送する必要もないのでCO2も減らすことができます。

参照元:サミット公式HP:https://www.summitstore.co.jp/csr/page04.html