紳士服業界第2位(2021~2022年の売り上げ分)の紳士服量販店であるAOKI。
AOKIでは「地球環境に優しさを」というスローガンでESGの取り組みを行っています。
ここでは、AOKIにおける具体的な省エネ活動について説明いたします。
AOKIグループでは、「社会性の追求」「公益性の追求」「公共性の追求」の3つの経営理念のもと、人や社会が一層輝く未来をつくるために事業を通じてESGに関する課題解決に従事。
同時にSDGsに掲げられた課題を重要視し、持続可能でよい社会を実現できるよう、地域社会と共有する価値の創出を目指しています。
AOKIでは、環境への取り組みとして下記のような省エネ活動を行っています
以下で、それぞれについて順番に見ていきます。
店舗における消費電力の多くを占めるのが照明です。
AOKIでは、新規出店や既存店のリニューアルの際、蛍光灯より消費電力の少ないLED(白色発光ダイオード)照明を採用。
特に東日本大震災以降は、節電対策としてLED照明への切り替えを積極的に進めており、AOKIを始めとするグループのブランドの店舗へ導入に努めています。
また、空調設備を自動制御するデマンドコントローラーの設置や室温の目標温度の設定を行うことで、電気使用量の削減やCO2排出量の削減をしています。
これによって、ファッション事業の1店舗当たりの消費電力量は2009年度から2021年で約40%削減しており、環境負荷の低減に努めています。
さらに!
本サイトでは、店舗の省エネ対策として、おすすめの空調制御システムを紹介しています。
空調制御システム導入で
賢く店舗電気代を削減
おすすめのシステム3選
1996年に「ウール・エコサイクル・プロジェクト」をスタート。
これは、お客様が着用しなくなったウール衣料を店頭で下取りをして、さまざまなリサイクル製品に再生する取り組みです。
ウールは、生分解性・難燃性の特長があり、リサイクル製品として再生したウールも最終的には自然の中で分解されます。
また、リサイクルの過程で発生する配送費、加工費の一部を、環境保全活動の一環として負担を行っています。
通常段ボール箱を使って配送・納品されるスーツやジャケット、コートの一部をハンガーにかけたままトラックで配送。
これによってシワや型崩れなどの防止だけでなく、梱包資材の削減につながっています。
2017年には新システム「NECSAS」を導入し、販売時に発行する売上伝票の電子化を進めています。アニヴェルセル・ブライダル事業では、デジタルカタログを導入して紙資源を削減。さらには、本社やオフィスで使用する紙をFSC認証紙に切り替えて森林資源保全も行っています。