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セブン-イレブン

環境問題や社会課題に取り組むため、セブン&アイグループでは、環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』を定めています。

全国のセブン-イレブンで、環境負荷低減を推進し、積極的に取り組んでいます。

この記事では、セブン-イレブンが実施している省エネ対策を紹介します。

セブン-イレブンにおける省エネ活動

セブン-イレブンジャパンは、社会の持続的発展には顕在化する環境問題や外部不経済等の社会課題の解決が急務と考え、セブン&アイグループでは『GREEN CHALLENGE 2050』という環境宣言を定めています。

全国のセブン-イレブン店舗とサプライチェーン全体で、環境負荷低減を進めて、豊かな地球環境を未来世代に繋いでいくため、取引先、お客様に協力してもらいながら取り組んでいます。

また、SDGs達成のために7つの重要課題を定め、持続可能な社会の実現に向けて、事業活動による省エネや廃棄物を削減は、環境に大きな影響を与えると考え、最重要課題の一つとして、バリューチェーン全体で、商品、原材料、エネルギーの無駄をなくすことを目標として掲げています。

主な取り組みとしては、2020年にCO2排出量の大幅削減を目的とした実証実験店舗である青梅新町店をオープン。

大容量太陽光パネルなど、店舗内外の至るところに新しい省エネ設備を設置し、全国店舗での標準設備を進めています。

また、従業員の節電への意識向上を目的とした「省エネ対策重点6項目」というお店でできる環境対策に取り組んでいます。

LED照明

セブン-イレブンの店内照明は電気使用量全体の約15%を占め、この消費電力を少しでも軽減するために2008年からLED照明を導入しました。

従来の蛍光灯と比べて長寿命というメリットもあり、2011年にはLEDを店頭看板や店内照明などに使用しています。

2014年には、これまでより約50%も電気使用量を削減可能な新しいLEDを導入しています。2021年にLED設置店舗はさらに拡大していきました。

消費電力が少なく、地球温暖化にも貢献できるLEDは今後ますます導入が進んでいくと予想されます。

さらに!
本サイトでは、店舗のおすすめ省エネ対策として空調と照明を紹介しています。店舗の省エネでお悩みの際は、ぜひ、ご参考にしてください。

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参照元:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン公式HP:店舗設備・運営における取り組み:https://www.sej.co.jp/csr/environment/lowcarbon.html

木造建築店舗

木造建築店舗は、従来の鉄骨づくりと比べて建設までのCO2排出量削減に効果的で、解体時の産業廃棄物削減というメリットもあります。

このことから、セブン-イレブンでは、2009年から環境にやさしい店舗として木造建築店舗をオープンしました。

現在では北海道を中心として店舗展開し、今後拡大していく予定です。

水素ステーション併設店舗

セブン-イレブンは岩谷産業と協力し、2016年に国内初の水素ステーション併設のコンビニエンスストアを東京、愛知に同時オープンしました。

水素をエネルギーとして供給できる社会実現を目指し、総電力使用量削減とともに環境負荷低減に積極的に取り組んでいます。